
大仏は、野外に建造された大きな仏像のことです。大きさに対する定義はありません。
日本には古くから、時の権力者等によって建立されて、現代でも新たに観光名所として作られるものもあります。
中国などアジアの仏教圏では、天然の岩壁を利用して彫刻した大きな仏像などが古くから造られてきました。
日本においては、律令制における朝廷の権威を知らしめるために、聖武天皇が東大寺に奈良の大仏を造立したのを最初として、以降、現代に至るまで、各地に大きな仏像が造られてきました。
日本各地に「大仏」を称する仏像がありますが、どのくらいの大きさの仏像を「大仏」とするかという明確な基準は特にありません。
1丈6尺=約4.85m以上の仏像を大仏とする定義の説も存在していますが、その定義より小さくても「大仏」と称するものもあります。
主には中国等の大陸では、自然の岸壁を利用して彫刻した大規模な石仏から、大仏の建造は始まりました。
大仏は、大きな木像、鋳物像と素材は時代によっても変化してきました。
現代では、コンクリートを材料に使うことになってから一気に巨大化し、最近では骨組みに鉄骨を使うことにより、100mを越える高さの巨大な大仏さえ建立される傾向にあります。
さらに最近は繊維強化プラスチックを使った量産型軽量大仏も多く見られます。
また、大仏を安置する仏堂を大仏殿と呼ぶことがあり、東大寺の大仏殿(金堂)が有名です。
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